令和5年12月19日、20日の2日間、冬季の水難事故に備え、岬町にある大阪府立青少年海洋センターにおいて高度救助隊及び特別救助隊と合同で、水難救助訓練を実施しました。
今回の訓練は、ドライスーツを着装した潜水及び検索方法の確認をはじめ各潜水隊員の技術向上を図るとともに、極寒の海中であっても迅速かつ安全に救助活動ができるよう様々な水難救助事案を想定した訓練を実施しました。
今後も水難事故が発生した場合に、迅速に対応出来るよう努めてまいります。
水難事故を防ぐための注意事項
- 危険な場所には近づかない
- 飲酒後、睡眠不足、疲労時などの体調不良時には水に入らない
- 自分の体力、技術を過信しない
- 子どもから目を離さない
- 海水浴場、プールなどではルールを守る
- 気象状況に注意し、悪天候時は水場に近づかない
- 海釣りやボートに乗る時は必ずライフジャケットを着用する
水難事故に遭ってしまったら
◆河川の場合
- 流れに足を取られるため、無理に立とうとしない
- 足を下流に向けて仰向けで浮き両手で舵をとる
◆海の場合
- 無理に泳ごうとせず、浮いて救助を待つ
- 離岸流によって流されていると感じたら陸に平行に泳ぐ
◆周りの人は
- 周囲のできるだけ多くの人に知らせて消防に119番通報する
- 自分の安全を第一に考え、救出にあたる
- 近くにペットボトルなど浮くものがあれば投げ入れる