座学:避難施設の管理不足による危険性
予防課では12月16日と17日の2日間にかけて、各署の査察担当職員を対象に、避難施設の管理不足における危険性について、職員研修会を実施しました。
本研修会は、避難施設の維持管理の重要性をクローズアップすることにより、適正な査察と違反処理を実施する上で必要となる知識を身に着け、統一した指導及び知識の向上に繋げることを目的として行ったものです。
当日は、「避難施設の管理不足における危険性」と題した座学研修を行った後、物品の存置による避難が困難である階段等の実体験、階段部分に荷物が存置されている状況における消防法第5条の3に基づく対応方法など、査察のポイントを学びました。
消防吏員に付与されている権限を正しく行使することが、火災危険を軽減し、公共の安全を守ることに繋がるため、今後も引き続き、さまざまな研修を行い、予防技術の向上に努めて参ります。
模擬検査(消防法第5条の3に基づく吏員警告)
発煙装置を使用した避難体験(避難施設の管理不足による危険性)